アゴ下フレームを装着したSpec of 550 DENIIRO南米アマゾンのアナコンダ皮革水を吸い込むことでアナコンダ特有の柄がより鮮明に浮き出てきます- 夜の部 担当者より -2012年に、パイソンを被せたSpec of 343 DENIIRO & Spec of 278 PATIINOにて、ある特性を見出すことができました。それは、低速域においては震えるようなI字系の動き、高速域においてはS字系の動きとなることでした。低速域では水中で鱗が立つことで鱗の後ろに水が巻き込みI字系となり、高速域では鱗が水圧により寝ることでS字系の動きになるのであろうと推測しました。流れのある水中で、一生懸命泳がずとも魚が同じ場所に居られるのは、鱗を立てた後ろにできる反転流によるものなのかなと。アナコンダはパイソンよりも鱗・皮革共に分厚くしっかりしているため、もしかしてSpec of 550 DENIIRO でも同じ状況になるのではと想像し、製作に至ってしまった次第でございます。そして、製作し終えた時に大財布6個分のアナコンダを使用していたことで、昼の部 担当者の怒りを頂戴する運びとなりました…。
ANACONDA Leather model・製作数:1尾・カラー:Natural【Spec】Length:550mmHeight:110mmDepth:48mmWeight:1300g前後(フック未装着)姿勢:LEVEL-1(Slow Floating)Hook:Ryugi PIERCE TREBLE BRUTAL #2/0Split ring(Joint):Cultiva Ultra Wire #8Split ring(Hook):Cultiva Hyper Wire #6Line eye:1ヵ所アゴ下フレーム eye:5ヵ所Hook eye:5ヵ所Side eye:2ヵ所【Material】Frame:ステンレススチール 2.5mm厚(レーザーカット)Body:ポリエチレン(NC切削加工)Leather:アナコンダ皮革 セニューによる手縫い縫製
- LEVEL-1 -姿勢:やや頭下がり - Slow Floating -スローリトリーブ 〜 デッドスローに沖から陸に向かい、徐々に浮かしながら足元まで巻き切れる仕様・低水温期:Floating ・高水温期:Suspend 〜 Slow Sinking -ANACONDA(アナコンダ)-南米に生息する最大級のヘビですオリーブ色に近い緑色の地に黒く大きな水玉のような斑紋が、頭部から尾部にかけてありますウロコひとつひとつも大きく、皮革もしっかりとした厚みがありますマット調に鞣されたこのアナコンダは、自然の柄そのままに染色も施しておりません南米では森林開発が進み、その影響から生息数が減少していると言われています国内に入荷するのはごく稀なアナコンダです-皮革ルアーの特徴 -吸水度合いが低い状態では本来のS字の動きとなりませんお使いいただく方がご自身にて、水温と吸水度合いに応じたウエイト調節をお願いしております水温が低い場合は、皮革の吸水度合いが低いと思われますのでウエイトを足して調節してくださいリールの巻き取り速度に合わせてのウエイト調節をすることで、ルアーのバランスが崩れにくくなります季節の移り変わりによる水温や水質と吸水度合いにより浮く場合も沈む場合もございますため、フィールドの水の変化に気付いていただけることと思います -皮革ルアーの保管及びメンテナンス -・通常は乾燥状態にて保管ください・釣行後は通気のよい場所にて乾燥させてください・ルアーを置いて乾燥させる場合は、下側に新聞紙等を敷き湿気を除去しながら両面乾燥させてください・吊るした状態等のルアーが何かに触れない形での乾燥がおすすめです(カビ等が発生しにくくなります)・タックルケース類には、湿気抜きの穴あけ加工をおすすめします(カビ等が発生しにくくなります)